令和6年11月23日、筥崎宮参集殿にて第54回福岡憂国忌を斎行したところ、約70名の皆様にご参列いただきました。筥崎宮様による神事に続き、式典では福岡県議会元議長で楯の会出身の加地邦雄県議会議員にご挨拶を賜りました。檄文朗読は日本会議福岡の宮本晴矢事務局次長が務めました。
記念行事として国体学者の金子宗徳先生に「三島由紀夫と昭和百年」と題してご講演いただきました。金子先生には学問としての政治思想のみならず、住民運動を含む現場の視点も交え、戦略的かつ多層的に日本を守っていくことの重要性を示していただきました。
最後に福岡黎明社の黒田光弘代表より謝辞を申し上げました。黒田代表は長年、辻幸男前代表を身近に支え、辻前代表の逝去後は代表として福岡憂国忌を主宰して参りました。来年、三島由紀夫生誕百年を迎えるにあたり、今後も福岡憂国忌を継続するため、代表を退いて顧問に就任すること、次期代表に本山貴春事務局長を指名することを発表しました。
講演後は5年ぶりに会場で直会を行い、締めには参加者全員で「元寇」と「ふるさと」を斉唱しました。ご参列の皆様に感謝申し上げます。